2021年10月1日より、琉球セメント株式会社より

食品事業（株式会社紅濱）を引き継ぐこととなりました。

マキ屋フーズではこのたび、琉球セメント株式会社より食品事業の譲渡を受け、紅濱の「唐芙蓉（豆腐よう）」や「醸造酢」などの商品製造および販売を引き継ぐこととなりましたのでお知らせいたします。

思い起こせば昭和62年9月、琉球大学農学部で応用微生物学を学んだ私が入社したのが、琉球セメント株式会社でした。そこで新規事業を開拓する部署に配属され、「発酵事業」に専念。プロジェクトチームの一員として琉球大学時代の恩師である安田正昭先生の下で紅麹を研究しながら、チーム一丸となって研究開発に心血を注ぎ、ついにオリジナルの紅麹を使った豆腐ようなどの商品開発に成功したのです。それが後の株式会社紅濱であり、長く愛されている紅濱の「唐芙蓉（豆腐よう）」です。

その後私は、紅濱で学んだ知識や経験を生かし、2008年に「マキ屋フーズ」を設立し独立しました。オリジナルの紅こうじを独自開発し、独立後は紅濱とは別々の道を歩んできましたが、今回再びご縁があって琉球セメント株式会社の食品事業を引き継ぐことには、何か運命的な巡り合わせを感じずにはいられません。

麹にはいろいろな種類があります。それぞれの特性や良さがあり、それらを組み合わせることで、魅力や機能性に富んだ商品を生み出すことが可能です。経営者である私自身が研究開発者であり、そうしたノウハウを持つことが当社の最大の強みです。魅力ある紅濱の紅麹や当社オリジナルの紅こうじ以外にも、今後は「紅麹の専門会社」として、名護市の自社工場を活用した新たな紅麹の開発や販売が可能です。また、他社OEM商品の製造販売による事業の広がりも期待できます。

発展を続けるマキ屋フーズの新しい取り組みにぜひご期待ください。

今後とも変わらぬご愛顧を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

※紅濱の「唐芙蓉（豆腐よう）」「醸造酢」の販売は小売・土産品店、当社オンラインショップでも行います。販売体制が整い次第、ご案内いたします。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  株式会社 マキ屋フーズ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　   代表取締役　金城正直